【3作家合同展示】ショーケース展示2月12日まで

札幌スタイルショーケース2018年1月27日(土)~2月12日(月・振)の展示は、3作家による合同展示です。

今回のショーケースは、Progressive Candle・福井 優子さん、黒羽陶工房、北の紙工房・紙びより東野 早奈絵さんの作品を展示しています。素材も違えば個性も様々な3人の作り手。どんなきっかけで作り手となり、どんな思いで日々の活動をされているのか、作家ごとにご紹介します。

 

【Progressive Candle 福井 優子さん】

Q1,キャンドル作家になったきっかけ、活動はいつ頃から?

もともと雑貨としてのキャンドルを集めるのが好きで、灯して眺めるうちにロウの透明感や灯りの美しさに魅せられ自分でも製作してみたくなったので。Progressive Candleの名で活動開始したのは2001年からです。

Q2,「雪と氷のキャンドル」を作ったきっかけ、想いやコンセプト

自由に形づくれて火を灯すと光に姿を変えるロウという素材に魅せられてキャンドル作りをはじめました。「雪と氷のキャンドルシリーズ」は札幌に生まれ育った心の原風景や感性を表現した作品です。

Q3,現在作っているキャンドルの種類、それぞれの特徴

札幌スタイル認証製品「雪と氷シリーズ」が4作品あり、カラーバリエーションは約40種と多岐にわたります。最近は道産蜜蝋を使ったキャンドル作りにも力を入れてます。生産者を直接訪ね、精製にも携わり蜜蝋キャンドル作りを研鑽中です。また、愛猫家なので猫のキャンドル作品が多いかもしれません。

Q4,1つのキャンドルの製作時間、全てお一人で?

製作時間は30分~数日かかるものまでいろいろです。誰かに作らせたものではなく、“作家本人が作っている”ことが重要だと思っているので、制作が追いつかないこともしばしばですが、全て一人で作っています。

Q5,「雪と氷のキャンドル」はどういった方に届けたいですか?

北海道に憧れがあり、北海道の情景や空気感を持ち帰りたいと思う旅行者、または、北海道らしさを贈りたいと思う道内の方にぜひ使っていただきたいです。

 

【黒羽陶工房】

Q1,染付作家になったきっかけ、活動はいつ頃から?

小学生の頃からビジュアル表現の職に就くことが夢で美大に入りました。その時にサークルでやきものを作って以来、日用食器に絵画的要素を盛り込んだものを作れる人になりたいと思うようになり、やきもの産地で働きながら食器や染付の専門知識を得ました。その時、波佐見焼で携わった磁器の白さに札幌の雪のイメージが重なり、衝撃を受けました。しかしながら、九州では札幌の「温かい白」という独自のイメージを表現することはできない。でも札幌育ちの私ならできる、と思いました。札幌の生活にはともすれば寒々しくなりがちな磁器食器も、可愛く温かいものにきっとできる。そこに使命感のようなものを感じたんです。磁器は陶器に比べて専門性が強く、1年半ほどは働きながら必死で勉強しました。独立したのは札幌に戻ったあと、29歳だったと思います。

Q2,「札幌を楽しむ器シリーズ」を作ったきっかけ、想いやコンセプト

「器で札幌のイメージを表現したい」というのは作家としての欲ですが、それはあくまで味付けの部分で、
ユーザーから「この食器で食卓が楽しくなった」と思われてこそ、私が器を作る意味が生まれるのだと思っています。
「札幌を楽しむ」というネーミングにしたのは、地元のユーザーさん達に「こんなのはいかがでしょう?」と話しかけるイメージで考えたものです。

Q3,現在作っている器の種類、それぞれの特徴

器はとにかくアイテム数の多い分野ですので、私のような個人作家でもかなりの種類があります。特徴は、とにかく普段でも使いやすいものをまず1番に。次に、デザイン的に可愛いもの、という順です。使いにくいけどデザイン的に面白い、という器は、結局作ったあとで後悔するので最近は作らないようにしています。

Q4,1つの器の製作時間、全てお一人で?

製作時間は、ほどほど、ということで・・・。工程が多いので、それらを足してひとつひとつに換算するのは不適かと思います。制作については、たくさんの専門職の方が携わっています。将来的には、私が携わらなくてもできるような、札幌にぴったりのデザインの食器を作れる工房にしたいのですが、そうなるまでにはまだしばらくかかりそうです。今のところは私が「染付作家」として、染付の器の可能性を探っているような感じです。

Q5,「札幌を楽しむ器シリーズ」はどういった方に届けたいですか?

器を作っている人間がこんなことを言うのもなんですが、お料理を作ることがお好きな方よりもお食事の時間や空間に興味のある方にたくさん知っていただきたいです。お食事のお味には、本当のお味以外の味付けもたくさんあって、それは楽しい会話だったり飾られているお花だったり、あるいはもしかして可愛い絵の入った器だったりするかもしれません。食器は、道具であり、なおかつ使う人の生活のパートナーになりうるものだと思っています。そういった、心の遊びの部分でお楽しみいただけたらとてもありがたいです。「札幌スタイルショップ」では、札幌の風景を描いた限定デザインの豆皿も展示販売しています。

 

【北の紙工房 紙びより 東野 早奈絵】

Q1,和紙作家になったきっかけ、活動はいつ頃から?

公務員、アルバイト店員、電話オペレーター…いろんな仕事で自分探し。ずい分周り道をしています。“好きなことを仕事にする”ことにずっと憧れながらも、怖かった。迷い迷っていよいよ夢の“創作する人”を目指した時、小さいころから一番身近にあり、愛用していたのが紙だと気づきました。大好きな紙を、自分の手で作り出せたらすごいこと!…そんな憧れから、和紙の世界へ飛び込みました。創作活動は幼いころから。和紙の世界へ飛び込んだのは、12年前頃です。

Q2,「ゆきふみ」を作ったきっかけ、想いやコンセプト

紙を漉く工程は、驚きと感動の連続です。1枚の紙が出来上がるまでに、形を変え、容貌を変え…紙は非常に多彩な表情を見せてくれます。水の中から漉きあげる生まれたての和紙は、ほこほこ、ふわふわとしていて、「真っ白い雪のようだな」といつも思っていました。北海道の原風景ともいえる新雪の景色とそこに住まう人々のぬくもりを、1枚の和紙に閉じ込めて表現しました。

Q3,現在作っている和紙の種類、それぞれの特徴

和紙の表現力は、実に多彩です。紙びよりでは現在、思いを届ける季節のはがき、グリーティングカードを中心として、灯りを楽しむキャンドルライト、ラッピングや切り絵に最適の色もみ紙、書や様々な用途で使える大判和紙、和紙の置物、インテリアなどを制作しています。建築用途や飲食店用など、特別注文も承っています。

Q4,1枚の和紙の製作時間、全てお一人で?

北海道には和紙の文化が根付いておらず産地もないため、全ての作業を一人で行っています。加工した原料を仕入れることもありますが、蝦夷和紙作りは、原料を採取するところから作業が始まります。和紙作りは、原料となる植物があってこその工芸。本来は1年間植物を育て、刈り取って紙を漉く…1年を通じての作業なんですよね。1人で行う紙漉きは作業工程も多く、なかなかはかどりませんが、私だからこそできる丁寧な紙作りを続けていきたいと思っています。

Q5,「ゆきふみ」はどういった方に届けたいですか?

「ゆきふみ」のはがきを目にした時、北海道の雪景色が思い出されるでしょう。北海道の旅の思い出を、このはがきに込めて持ち帰っていただきたいです。北海道の景色を見せてあげたいあの人へ、雪国の故郷を離れ頑張っている方へ…遠方の方にもぜひ、贈っていただけたらと思います。

 

各製品は、JR札幌駅直結の「札幌スタイルショップ」のほか、2月5日~12日に「さっぽろ雪まつり」大通会場5丁目に出店する「札幌スタイルブース」でも販売します。

 

● 札幌スタイルショーケース展示期間
期間 
2018年1月27日(土)~2月12日(月・振)
場所 札幌スタイルショーケース(地下鉄東西線大通駅コンコース・定期券売り場並び)

 

● さっぽろ雪まつり 大通会場「札幌スタイルブース」
期間 2018年2月5日(月)~12日(月・振)
時間 10:00~22:00 ※最終日は20:00まで
会場 大通公園5丁目南側(雪像に向かって右側)
新たに加わった札幌スタイル認証製品をはじめ、札幌生まれのクラフト雑貨(13社の製品)を販売します。雪まつりの思い出に残る『札幌らしい』お土産や、会場でしか買えない限定商品を集めました。3,000円(税込)以上お買い上げのお客様には、先着で札幌市内のカフェ特製スイーツをプレゼントします!

 

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公式サイト

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